2週間前にメンズウェアトレードショー「 Pitti Uomo 」を取材に訪れていた私は、2時間だけその合間を抜け出し、フィレンツェ・スタイルのビスポークテイラー「 Liverano & Liverano ( リベラーノ & リベラーノ )」を訪れることにした。

1948年、リベラーノ兄弟:アントニオ・リベラーノ氏 ( Antonio Liverano )と ルイージ・リベラーノ氏 ( Luigi Liverano ) は、ビスポークテーラーとしての技術を身につけるため、11歳という年齢でありながらもにフィレンツェにて修行を始めた。そして60年代に最初のワークショップを「Via Panzini」通りにオープン。現在 、Liverano & Liverano のアトリエは、サンタマリアピッツァとアルノ川の間の「Via dei Fossi」通りに位置している。

アトリエを訪れると、流石スタイリッシュなショップ・マネージャーを12年勤める大崎貴弘氏に出迎えて頂き、ワークショップと新しい生地部屋を案内してくれた。

今回アントニオ・リベラーノ氏に直接お会いすることができ、幸運にも、タスカン地方で生産されているカゼンティーノ・ウール生地を使用したアウターコートの断裁を見学することができた。

断裁は全てマスター・テイラーのアントニオ氏が行う。ラペル(襟)の ロールからフロントにかけての半月型のカーブが彼の特徴的なスタイルだ。ジャケットはナポリスタイルのリラックスした仕立てほどまでではないが、柔らかく仕立てられている。ほとんどのジャケットは玉縁ポケットになっている。

短い時間ではあったが、アントニオ・リベラーノ氏の技術を見ることができとても貴重な時間を過ごさせて頂いた。撮影させてもらった写真の一部は以下より。

クリックして画像を拡大する(コピーライトwww.high-toned.fr

ショップ・マネージャー 大崎貴弘氏

マスター・テイラーのアントニオ・リベラーノ氏

新しい生地部屋

liverano.com