2011年に復刻された、フランスパリの老舗トランクメーカーのなかでも老舗の「 モワナ (Moynat) 」。アーティスティックディレクターにラメス・ネール(Ramesh Nair)を迎え、老舗の銘のオーセンティックさのなかにも洗練されたユニークなコレクションは、復刻後も顧客を魅了し続けている。

「 モワナ (Moynat) 」はトランクと旅行用革小物メーカーとして、1849にパリのRue Capronに創設。20世紀前半には、芸術家やボヘミアンが集まる地域として知られたRue Coysevoxの5番に移転する。

モワナのアトリエ はサントノーレ通り(rue St Honore) にあった路面店からすぐの場所にあり、その頃そのエリアはパリの流行最先端街のすぐ隣でもあった。

天窓からよく入る光に真っ白な壁面によってワークショップ内は光で溢れ、職人たちにとっては最高に創造性を発揮できる環境だ。

地下室にある  クリエイティブスタジオ。

先週私はモワナのワークショップを尋ね、朝の作業場の一部を見学させていただいた。

まず、男のマストアイテムとなるべく生み出された「 Holdall Clutch (ホールドオールクラッチ)  」の製作現場を見学。トリヨンジェックス(Taurillon Gex)レザーを使用したバイカラーのこのソフトクラッチは、メゾンのカラーであるアンバーのゴートスキンライニングだ。

ヴィンテージのリムジントランクから着想を得た、トリヨン・ジェックスレザーの「 Limousine Bag (リムジンソフトトラベルバック)」。

側面にある美しいモワナオリジナルロック。

柔らかなサテン・カフスキンを使用した「 Origami (オリガミ)」は、日本の紙折りの芸術からインスパイアされた、独創的なカードホルダー。

女性用の、クロコダイルスキンのハンドバッグ「Pauline Bag (ポリーヌ)」

アメリカ合衆国の男性音楽プロデューサー、ファレル・ウィリアムス(Pharrel Williams)とモワナのコラボレーションモデル、「 Train Pochette(トレイン・ポシェット)」。おもちゃの汽車のモチーフを、寄せ木細工のようにレザーを手作業で貼りあわせるという、珍しい技術が光るポーチだ。

モワナのブランド精神であるトラベルスピリットを感じる「Train Pochette」は、モワナのレザー職人による高度な技術を垣間見ることができる。幼少の頃描いた、カラフルな蒸気をあげた汽車を思い出すポーチだ。

moynat.com